日本最高峰・富士山(3776m)の登山に
臨んだ90歳の冒険家三浦雄一郎さんが
登山最終日の31日午前7時20分ごろ、
山頂に到達しました。
不自由な脚をカバーする山岳用車いすを
家族や仲間らがサポートし、到達しました。
三浦雄一郎さんといえば
史上最高齢の80歳で世界の
最高峰エベレスト登頂に成功しています。
90歳になったいまなお、その挑戦心は
衰えず、富士山登頂へ挑みました。
三浦さんは、2003年5月に
70歳でのエベレスト登頂に成功。
ただ、一方で、心臓はかなりの
ダメージを受けていたそうです。
登頂の途上で不整脈と心房細動を発症し、
命の危険にも直面しました。
心臓の専門医には引退を勧められたが、
エベレストへの思いは断ちがたく、
2度にわたって心臓の手術を受け、
2008年5月に75歳での
エベレスト再登頂に成功したそうです。
二度目の登頂を果たした三浦さんは、
「今度は80歳でエベレストに行きたい」と
帰ってくるなり、口にしたんだとか。
もちろん、家族は猛反対。
既に2度の心臓手術を受けた身です。
80歳となると、果たして心臓が
もつかどうかと家族は心配なんでしょうね。
しかし、三浦さんの挑戦意欲は衰えず、
強く反対をする家族には
「エベレストに行かせてくれないなら家出する!」
と決然と言い放ち、説得に成功したそうです。
すごいですね・・・不屈の精神が。
この不屈の精神がどこから来ているのか
雑誌の対談記事などを読んで知りましたが
人はやはり誰かに影響されているんですね。
いくつになっても諦めなければ
夢は叶うものなんだと思います。
夢が叶わないのは、
どこかで諦めてしまうからなのでしょうね。
最も美しいのは逆境の中でも諦めない姿
最近、つくづく、それを思います。
END