アメリカの損保会社で
調査部の副部長をしていた
ハーバート・ハインリッヒさんは、
ある工場で発生した数千件の
労働災害を統計学的に調査しました。
その結果、
「1つの重大事故の背後には、
29の軽微な事故があり、
その背景には300の異常が存在する」
という法則を発見しました。
これは「ハインリッヒの法則」
と呼ばれています。
「ん?」とか「あれ?」とか
「なんかおかしい」という、気になるけど、
「いちいち共有する程でもないか」
っていうレベルのインシデントが
300起きれば相当やばい重大事故に
繋がっているということですね。
※インシデント
(出来事、事件、事故、事案、事象、事例)
自信を持つのはいいですが
過信になってはいけないし、
慢心も良くありません。
ビジネスもスポーツも、
いい組織、伝統的な組織は、
報連相が徹底できている
そんな気がします!
感動事例の共有
クレームの共有
そして、そのシェアのスピードも
めちゃくちゃ速いです。
でも、それができていない
組織(個人)って、
毎度同じミスをするし、
責任転嫁もするんですよね。
もし、この「ん?」「あれ?」
という違和感をきちんと報告していれば、
未然に防げていた事例は
いくつもあると思います!
10万円が管理できない人は
100万円管理できないし、
小さな感情をコントロールできない人は
大きなストレスとなり、
自己コントロールできていない人が多いです。
出来事も感情も、
小さなうちから即時処理!
「ま、いいか」っていう
小さな妥協を許さないことが
とても大事ですね!
「後でいいや」は命取りだぞ!!
END