ソニー生命が、社会人1年目・2年目の
男女1,000名を対象に行った調査では
最初に就職した会社で、
どのくらい働いていたいか聞いたところ
社会人2年生では「すでに辞めたい」が
23.4%で最も高くなっている
という発表がありました。
「すでに辞めたい」ってことは
ポジティブ退職・転職ではない。
つまり・・・
月曜の朝に憂鬱な顔して
満員電車に乗り込む
上司の顔色をうかがい
就業時間まで我慢する
昨日と変わらない退屈な
仕事をひたすらこなす
居酒屋で酒を飲みながら
会社への不満を垂らす
みたいな人が2割以上いる
ということでしょうか。
確かに2年目になると、
少しだけ余裕もできて、
世の中を知り、自分を知り、
「このままでいいのかな?」
って考える人がいるでしょう。
僕も社会人1年目の終わりから
2年目にかけて残業ばかり、
猛烈サラリーマンをしていました。
月に100時間していたので、
月に20日出勤だとすると
100時間÷20日=5時間/日
平均で毎日5時間
残業していたことになります。
厳密に言うと、きちんとタイムシートで
申請していない時間もあったので、
ぶっちゃけ、もっとしていたと思います。
そこでわかったことは大きく6つあります。
①時間がないこと
好きな友達や彼女と遊べない
家族との時間がない
②健康じゃなくなること
体調が悪いから楽しく働けない
休日も寝て過ごす
③大してスキルがない
仕事に必死すぎて頑張っている
自分はかっこいいと思って酔ってるけど、
振り返ってみれば
特に何も残っていないこと
④我慢代は少し
残業代がついて給料は若干増えたけど
増えた分、所得から引かれるってこと
⑤仕事以外の経験ができていないこと
⑥社会との接点が会社だけになっていた
ーーー
多くの若者に伝えたいのは
変わる勇気を持とうってことです。
現状が変わらないな~
人生が変わらないな~
と思いながら会社を辞めることは
「逃げ」でも何でもありません。
例えば・・・
みなさんが港で釣りをしていて、
一切釣れなかったらポイントを
変更しませんか?
これは「逃げ」ですか?
報われない場所で頑張っていても
魚がいない場所で努力しているようなもの
仕事は我慢してするものじゃないですからね。
嫌なことに時間を使うことほど
もったいないことはないですよ。
END