「学ぶ」の語源は「真似ぶ」です。
つまり、誰かから学んでいくには
マネをしていくことが
最も有効なのかもしれません。
ただ、
考える術を学ぶべきであって、
考えたことを学ぶのではありません。
吸収よりも研究が大事です。
「何を選んだか」を学ぶ人が
吸収タイプ
でも、
「なぜそれを選んだのか」を学ぶ人が
研究タイプ
そんな気がします。
本でも、セミナーでも、
誰かと対面している時も、
「この人が大切にしている
価値観って何かな?」
っていう視点を持ちながら
学ぶことが大事です。
例えば・・・
「近隣店がビールを安くしたから
うちのお店も安くするぞ」はバカです。
なぜ安くできるのかというと、
お店は2階以上にしか出していないとか、
広告宣伝費を一切かけていないとか、
必ず、工夫があるはずです。
判断軸を学んでいかないと、
一生、決断できない自分で
居続けてしまうし、痛い目に遭います。
120%情報があって、
確信が持てるときは
誰でも判断できます。
でも、組織ではレイヤー(層)が
高くなればなるほど、
判断材料がない中で正解がないことに
答えを出していかなければいけない
場面が多くあります。
だから、吸収するのではなく、
しっかり判断軸を研究しましょう!
行動経済学の言葉で
「決定麻痺」という法則があります。
人は選択肢が多過ぎると
その選択を先延ばししたり
選択すること自体をやめてしまう
ということです。
この決定麻痺状態の人の共通点は
明らかに判断軸がないこと
「何を」選んだかじゃなくて
「なぜ」それを選んだのか
「何を」しているかじゃなくて
「なぜ」それをしているのか
他人の判断軸を学ぼう。
END