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マイナス感情は警報器

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マイナス感情は警報器

自分の行動は自分の考えで決めています。

当たり前のことではありますが、
その前の段階に目を向ける人は
意外と少ないように思います。

それは、行動に移せるかどうかは、
結局そのときの“感情”次第ってこと。

うまくいくかどうかも、
結局そのときの”感情”次第。

本当は自分の行動は、すべて”感情”に
支配されていることを、多くの人が、
わかっていないように思います。

そう考えると、もっと、みんなが、
感情マスターになった方がいいと思います。

心の悲鳴を身体が体現している
というブログでも書きましたが、
やる気の出し方、説明できますか?

説明できない人って、
他人に燃やされないと動けないんですよね。

マイナス感情も大切にしてください。

こんな感情は、できれば消したい、忘れたい、
そう思うような感情こそ
逃げようとすれば追いかけてくるし、
無視すればするほど、どんどん大きくなるから、
結局「動きたくなくなる」意味づけに
従ってしまうんですよ。

でも、もし自分にとって不利に働く
感情があるとしたら、
それは感情が悪いんじゃないんですよ。

その感情に「持たせている意味」が
そうさせているだけなので、
意味づけを変えないといけません。

楽しいときや、嬉しいときに笑うなんて、
誰でもできます。普通です。

そうじゃない時の心の扱い方を勉強しないと。

「辛いときに、笑うなんてできません」
って人がいるけど、だから一般人なんです。

感情はいつでも自分の味方です。
“マイナス”の感情もそう。

一種の警報器みたいなものだと思ってみてください。

警報器は自分よりも先に異常を見つけ、
メッセージを送ってくれますよね。

普段、使っていない筋肉を使うと
筋肉痛になりますが
普段、感じない感情や初めての感情は
なかなかの痛みを伴いますが、
その人生の筋肉痛から逃げないでください。

正しい状態に戻るまで鳴りやまない。
痛みの感情は、あなたに「行動を変えろ」
と知らせてくれているんです。

そして、こんな風に向き合ってください。

怖い
→これから経験していないことが
起こるかもしれない。
だから、できるだけ準備しておこう。
準備ができたら、対策を考えよう。

傷ついた
→期待していたことと、
相手の行動にギャップがあった。
「自分はどういう期待をしていたのか?」
「なぜ相手がそういう行動をとったのか?」
確認してみよう。

怒り
→こうあるべきだという自分のルールと、
相手の言動が合わなかっただけ。
だから「そのルールは本当に正しいか?」
「自分の常識を相手に押し付けてないか?」
冷静に考えても、自分の考えに自信があるなら
「どうしたらそのルールを相手に
理解してもらえるか?」を考えよう。

イライラする
→思い通りにならない。
やり方を変えるいいタイミングだ。
別のやり方を試してみよう。

落胆
→期待していることが起こらなかった。
期待の大きさがたまたま合っていなかった。
もしくは、期待してるつもりが、
執着や依存になってなかったかな?

罪悪感
→自分の中にある絶対破ってはいけない
憲法に違反した・・・
二度と同じことをくり返さない」
という決意のために、どんな行動をしたらいい?

場違いな感じ
→この場面で必要とされる能力はない。
後で「どんな能力が必要だったのか」
忘れずに振り返ってみよう。

孤独
→孤独は自分が作り出した幻想。
ただ自分は愛すること、
されることに価値を置いている。

まわりを見れば声をかけてあげられる人、
助けてあげられる人があふれている。


って感じで・・・

感情は常に自分の人生がより良くなるように
メッセージを送っているんです。

メッセージを受けとったら、行動を変える。
行動を変えたら、感情に感謝して、
その感情を手放していくんです。

一見、マイナス感情も無視すればするほど、
どんどん大きくなるから、向き合った方がいい
って、恋愛で考えたら、わかりやすいかな。

失恋した時。

過去を「なかったこと」にするのは
辛い思いを引きずる人の傾向ですよね。

辛い記憶というのは、その記憶から学んで
それが身について自分にとって
必要がなくなったときに、
はじめて忘れることができるんですよ。

そして、いつか思い出したときに、
辛い記憶だけが消えてキレイな
思い出になっているんです。

まだ忘れられない辛い記憶がある
ということは、まだ学ぶべきことが
あるということです。

 

いつまでも辛い思いを引きずる人には
過去を「なかったこと」にしようとする
傾向があるんですよね。

もちろん過去はなくなりませんから
いつまでも過去をなかったことに
しようとすると、いつまでも辛い思いを
引きずってしまうことになるんです。

辛い思いをした過去の自分を
記憶の奥に閉じ込めてしまうと、
この閉じ込めた過去が
トラウマになってしまうわけです。

トラウマというのは後の自分の人格に
ずっとずっと影響を与えてしまうもので
そこから解放してあげない限り苦しい
思いがずっとずっと付きまとうわけです。

だから、マイナス感情や過去の自分と
ちゃんと向き合い学ぶこと。

その学んだことが身についたときに、
脳は「もうこの記憶はいらないものだな」
と判断して削除してくれるんですよ。

忘れよう忘れようとすればするほど、
過去の自分が「忘れないで!」
と後ろ髪を引っ張り、
「忘れないよありがとう」と思えるほど
ちゃんと向き合えば、過去の自分が
「忘れていいよ」と背中を押してくれます。

元彼が恋しくなるのは
復縁するべきサインじゃなくて
今を充実させろ!というサイン。

やっぱり、マイナス感情は警報器です。

 

ねぇ、自分の人生だよ?
逃げて、どうすんの。

自分の感情と向き合わない人ほど
被害者意識が強い。

「あの人は厳しい」とか
「〇〇って言われた」とか。

他人が厳しいんじゃなくて
自分が自分に厳しいのよ。

自分の心の声を聞かない。
本当の自分を見ようとしない。

よっぽど、自分が自分に厳しいよ。

他人に嫌われようが、どうでもいいから
自分にだけは嫌われない生き方をしなきゃ。

 

END

-心理

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