今日、「RRRビハインド&ビヨンド」
という映画を観てきました。
2022年に公開され、日本でも社会現象的
大ブームを巻き起こして1年以上の
驚異的ロングランを達成、
興収24億円を突破して日本で公開された
インド映画史上第1位の歴史的ヒット作。
S.S.ラージャマウリ監督による
インド映画の金字塔『RRR』
母国インドや日本のみならず、
世界中を熱狂させて世界興収247億を
記録する興行的成功を収めただけではなく、
第95回アカデミー賞では
インド映画として初めて歌曲賞を受賞、
第80回ゴールデングローブ賞では
同じく主題歌賞を受賞するなど、
インド国内外の映画賞で数多くの
ノミネートと受賞と重ねた映画です。
この歴史的快挙ともいうべき、
とてつもない映画はいかにして創られたのか?
その驚くべき秘密と衝撃の舞台裏を、
創造神S.S.ラージャマウリ監督が
自らメガホンを取り、初公開となる
秘蔵映像や関係者の証言を駆使しながら、
『RRR』を謎解きする壮大な
メイキング・ドキュメンタリーです。
ここCGじゃなかったんか……!!
ってシーンもたくさんあり驚きでしたし
映画ってこうやって作られているんだ、
という学びにもなりました。
ぼくが一番感じたのは監督の指示が
すごく細かいことです。
プロ意識を感じました。
だから、こんな大ヒットする映画を
作ることができたんだな・・・と。
役者さんたちも文句を言う場面が
ありましたが、いろんな賞を受賞して
報われた顔をされていました。
やっぱり厳しい人は必要ですね。
厳しいと言えば、映画、
「プラダを着た悪魔』を思い出しました。
地味な女の子でしかなかった主人公が、
強くて敏腕、「悪魔」と呼ばれる
女性編集長の下で働くことになり、
厳しく鍛えられる中で
仕事を覚えていくとともに、
自分の中にあった強さ、
譲れない想いなどに気づき、
次のステップに進む様子が描かれています。
ファッションセンスも磨かれ、
着るものが変わっていくにつれて
どんどん美しく、洗練されていった
主人公が最後に人生を変える選択をした後、
仕事のために着ていたブランド品の
昭を脱いで地味な服に着替えるのですが、
その姿がかえって美しく艶やかに
見えるんですよね。
映画の中で悪魔の編集長ミランダが
アンディという主人公に難易度が高く
締め切り間際に仕事を要求をします。
それを同僚に愚痴るように相談しますが
同僚から返ってきた言葉が最高です。
ミランダにプランBはないの。
言い訳は一切通用しない。
やると決めたらやる。
それが悪魔の編集長ミランダの
仕事に対する姿勢。
大切に扱うこととチヤホヤすることは
まったく違うんですよね。
あなたのことを本当に大事に思っている人こそ、
耳障りのよいチヤホヤではなく、
耳が痛くなるような、
厳しい言葉をかけてくれます。
でも、RRRの監督や、ミランダの元で
仕事した人は絶対に成長しますね。
※「RRR」を観たことない人は
メイキングドキュメンタリー観ても
絶対わからないので、もし観るなら
「RRR」を観てからをお勧めします。
「プラダを着た悪魔」もぜひ観てほしいです。
「20代で絶対に経験しておいた方がいいこと」
にも書いたんですが、一生困ることのない
「考え方」と「自信」を手に入れたい人は
20代のうちに「自分は絶対にできる」という
根拠のない自信を1回へし折ってもらって
おくことをおススメします。
その為には、自分よりも圧倒的にできる人と
仕事を一緒にしてみることです。
自分が一番できる環境にいても、
得られるものなんてほぼ無いですよ。
早い段階でボコボコにされておかないと、
結局、何もできない大人になっちゃうからね。
END