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「夏休みが短くなってほしい」と思う親47%

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ひとり親家庭の子どもが、貧困から抜け出す助けを | 寄付ナビ

貧困子育て家庭の支援などを行なっている
NPO法人「キッズドア」が今年5月27日から
6月3日にかけて実施した子育て家庭に対する
アンケート調査の結果が一部で話題になりました。

まず「物価高騰が続く中、去年と比べて、
現在の家計はどう変化したか」という設問に対し
「とても厳しくなった」が77%、
「やや厳しくなった」が21%、
合わせて98%の世帯が「悪化した」と回答。

ただ、このアンケート調査は全国の子育て
家庭をランダムに選んで質問したのではなく、
生活困窮している子育て家庭1800世帯あまりを
対象に実施したものなので当たり前っちゃ、
当たり前なんですが・・・

それよりも、このアンケート調査の結果で
話題になったのは「夏休み」に関する
設問の回答でした。

「夏休み」に関して、何と全体の半数近い
47%が「今より短い方が良い」、
13%は「無くても良い」と回答したのです。

その理由の最多は、
「子どもが家にいることで生活費が掛かる」
というもので、他には、
「特別な体験をさせる経済的な余裕がない」
という回答が続きました。

生活に困窮している家庭の親は、
学校が休みになり給食がなくなるため、
負担が増えると言うのです。

日本の貧困子育て家庭はその大半が
ひとり親家庭なので、働きながら,
昼間の子どもの面倒を見るのは、
経済的にも体力的にも大きな負担なんですね。

また、子どもが学校へ行き、
自分が仕事をしている昼間は、
家の電気代はほとんど掛かりませんが、
子どもが家にいる夏休みは、ずっと、
エアコンやテレビなどが稼働しているため、
電気代も余計に掛かることが想像できます。

こうした背景から、シングルマザーの多くが、
夏休みは「今より短い方が良い」とか
「無くても良い」と思っているんだと思います。

また、G7の中では最低で、世界的に見ても、
途上国レベルだった日本の子どもの
相対的貧困率は、第2次安倍政権下が
歴代最悪の16%で6人に1人が貧困でした。

厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、
2021年には相対的貧困率が11.5%にまで
改善したが、これは子育て家庭の大半を占める
「両親がそろっている子育て家庭」を含めた
総合値であって、ひとり親家庭だけを見ると、
相変わらず44.5%、2人に1人が貧困です。

これは、OECD43カ国の相対的貧困率の
平均31.9%を大幅に上回り、貧困率が、
最も高いブラジルの54.8%や
南アフリカの49.8%などに次いで、
世界ワースト10に堂々とランクインしている
酷さなのです。

そして、その最大の原因が「男女の賃金格差」

最新の調査では、同じひとり親家庭でも、
父子家庭の平均年収が約518万円なのに対して、
母子家庭の平均年収は約272万円、
もはや、「ほぼ2倍」と言ってもいいほどの
賃金格差があります。

これは男性の多くが正規雇用であるのに対して
女性は非正規雇用が多いという違いだけでなく
女性は正規雇用でも同じ会社の男性社員より
平均150万円も年収が低いという結果です。

先月7月20日から28日にかけて、
各地の32支援団体で作るNPO法人
「ひとり親家庭サポート団体全国協議会」が、
全国47都道府県のひとり親家庭を
対象に行なったアンケート調査では、
2104人の有効回答のうち父子家庭は
わずか1.5%、全体の98.5%が母子家庭でした。

この回答比率からも困窮しているのは
シングルマザー家庭だということが見えます。

給食がなくなる夏休みの子どもの食事については
「1日3食」が64%、
「1日2食」が32%、
「1日1食」が2%、
3人に1人の子どもが1日3食を
食べられないということが分かりました。

また「子どもは1日2食で自分は1食」
「夏休みは自分のご飯を抜いている」
などの個別回答もありました。

そして、全体の41%が、
「高騰しているため米が買えないことがあった」
と回答しています。

日本の主食であるお米が買えない人が、
こんなにいるんですね・・・

ちなみに、港区(東京都)はお金持ちの
イメージを持つ人が多いと思いますが、
生活困窮者にお米の配布が始まっているそうです。


先日、一緒にお仕事をしているメンバーに
「これ、見てみな!」と言って
16分ほどのTikTok動画を送りました。

そして、
「親は自分の見えないところで
こんな苦労をしていたんだと思うよ。」
というお話をしました。

数か月前にもブログで書きましたが
ぼくはお金を稼ぎたいです。

でもね・・・
それはね・・・

金銭欲が強いわけじゃなくて、
大切な人や時間をお金なんかで
振り回されたくないから
お金を稼いでおきたいの。

物事の判断の基準から
お金軸を無くしたいから
お金を稼いでおきたいの。

お金より大切なものは
お金があったほうが見つけやすいから
お金を稼いでおきたいの。

で、貧困もイヤなの。
それも
自分が貧しいことじゃなくて
人に与えることが一番の喜びなのに
それができないことが嫌なの。

 

お金なんかのせいで離婚したり
お金なんかのせいで縁が切れたり
お金なんかのせいで夢を諦めたり
お金なんかのせいでウソついたり
お金なんかのせいで行動に制限ができたり
お金なんかのせいでイラっとしたりって・・・

「お金なんかのせいで」ってこと、
誰もがあったと思うし、今も、
お金なんかに縛られている人の方が
事実、多いと思うんですね。

別に、豪遊したいなんか1ミリも思いません。

でも、親孝行するのにもお金はいるし、
恋人や友達と旅行するのにも
お金はいるじゃないですか。

お金が一番大切じゃないからこそ
お金なんかで苦労したり、
我慢したり、不安にならないように
しっかり向き合うべきだと思います。

お金で幸せは手にできないけど
不幸は排除できると思うので。

END

-経済

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