「大人になったら遊べないから
学生のうちに遊んどけよ!」
そんなアドバイスをくれる大人に
覇気はなく、残念ながら
憧れた人は誰一人いませんでした。
学生時代に描いていた「自由」とは
「時間があること」、
っていうか「暇」でした。
でも、色んな人に出会って
教えてもらったのは、
〝自分で〟選択できる幅でした。
いつの間にか、
「どんな人生を歩みたいか」ではなく、
「どんな仕事をしたいか」になり、
どうせやるなら好きなことを
仕事にしよう!と思っていました。
そして、好きな仕事をすることが
自由だと勘違いしていました。
“仕事”をする為だけに生まれたのでなく
好きな“こと”をするために
生まれてきたということを、
僕は人との出会いから学びました。
そして、会社で評価に使っていた
「ものさし」は会社を辞めた途端に
全く意味の無いものになります。
会社の中で昇進したとかは
会社の外に出ると賞賛されるに
値しないってことです。
〝自由に生きてもいい〟
そんなことすら知らなかった僕を
多くの出会いが変えてくれました。
周りの目を気にせずに自分が
好きなことをやることは
少し勇気や覚悟は必要かもしれないけど
自分に嘘をついて生きていくより、
ずっと優しい気がします。
END