昨日、書店では売られていない雑誌
「致知」を読みました。
全国最多となる17回の日本一に輝く
常盤木学園高校女子サッカー部の監督
阿部由晴氏の考え方がステキでした。
(そりゃ常勝軍団になるわ)
一部、抜粋します。
創部三年目頃から常に意識してきたのは、
「ハインリッヒの逆法則」です。
アメリカの損害保険会社に勤める
ハインリッヒが、労働災害について
その原因を調べた。
すると、1件の重大な労働災害が起こる
背景には29件の軽い事故があり、
さらにその背後には
300もの小さなミスがあったと。
これは「ハインリッヒの法則」と呼ばれ、
職場づくりの鉄則とされています。
では、これを逆にしたらどうなるんだと。
日本一になることが
一つの大きな目標だったら
29の小さな目標を達成すればいい。
その29の目標を達成するには、
300の小さなことを
積み重ねていけばいいじゃないか。
そう思い至って300の項目を書き出し、
それらを徹底していきました。
挨拶をするとか、食事の時に、
「いただきます」と言うとか、
嘘をつかないとか、
普段の生活の細かいことを
一切手抜きをせず、365日やる。
その習慣によって心が整っていく。
我々が7年目の時に全日本選手権で優勝し
延べ17回の日本一になれたのも、
こうした当たり前のことを
愚直に積み重ねてきたからだと実感します。
一流選手で、人格が一流じゃない人
って、本当にいないですよね。
野球の大谷翔平さん
ゴルフの石川遼さん
フィギュアスケートの羽生結弦さん
他にも、一流アスリートの人たちの
インタビューの受け答えなど見てても
すごく勉強になることばかりです。
「7つの習慣」の著者
スティーブン・R・コヴィー博士は
成功における最も重要な要件とは
「人格」であると明言しています。
ノウハウよりも人格だと。
ビジネスでも、スポーツでも、
人格がない人が成功しているケースも
0ではないと思いますが、
一時的に成功を収めただけで、
家族と不仲だったり、夫婦関係が悪かったり
仲間に囲まれていなかったり、
自殺したりして、幸せには見えません。
。
。
。
成功なんてどうでもいいから
ぼくは幸せになりたい。
リッチな人生じゃなくて
豊かな人生がいい。
。
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道路に並んでいる自転車が
倒れているのを起こしたり、
ゴミを拾ったり、
店員さんの目を見てお礼を言ったり、
発信者が孤独にならないように
必ずLINEで応答したり、
迷子になっている外国人に道案内してあげたり
高齢者の階段の上り下りの時に
荷物を持ってあげるとか、
BBQで率先してお肉を焼くとか、
Zoomのミュートを解除して
笑い声を出してあげるとか、
紙エプロン、ストローいる?
って、聞いてあげるとか、
暗い夜道を歩くときに
スマホのライトで足元を照らすとか、
帰ったあと、すぐ「ありがとう」
LINEをするとか、
「そろそろ行こか」って
会のお開きを促してあげるとか・・・
。
。
。
そのどれもが、学校や会社の、
点数にはなりません。
でも、人生の点数になっていること
忘れないでくださいね。
。
。
。
そういういいことを重ねると、
人生のスタンプカードが溜まって
神さまが素敵な出会いや幸運な出来事を
プレゼントしてくれる・・・
ぼくはそう思っています。
今年残り81日!
今日も寝るまで努力するぜ!
よっしゃー(^O^)/
END