世界的なコーチ、アンソニー・ロビンズは、
「コミュニケーションの質は、人生の質だ」
と言います。
コミュニケーションには2つあります。
1つは自分とのコミュニケーション。
ハイパフォーマンスの人たちは
「セルフ・トーク」という自分との
コミュニケーションの質をとても意識しています。
自信も自己肯定感もセルフイメージも、
決定するのは出来事や成功、失敗よりも、
セルフ・トークなんですよね。
失敗して「何でこうなっちゃったんだろう」
と嘆くトークをする人と、
「気にしない、次やったらうまくいくさ」
と前進するトークをする人とでは、
失敗から受ける影響もだいぶ違うことは
安易に想像できると思います。
世界的なリーダーたちのルーティンの
1つが「ジャーナル」です。
ジャーナルというのは、
自分の思考を書き出すことです。
ディズニーの会長ロバート・アイガー氏は、
毎朝4時に起きて、思考を書き出し
整理しているそうです。
ナイキの創業者フィル・ナイト氏は、
定期的に自分の考えていることを書き出して、
決断していたそうです。
スティーブ・ジョブズの会議室には、
とても大きなホワイトボードがあり、
思考を表現できるようにしていたそうです。
コミュニケーションの2つ目は、
他人とのコミュニケーションです。
その上で重要になるのは、次のことです。
コミュニケーションの質が低くなる人は、
「自分が何を言ったか」
「自分が何を言うつもりか」ばかり考えます。
コミュニケーションの質が高くなる人は、
「相手に何が伝わったか」
「相手に何を残したいのか」に集中します。
シンプルに言えば、
「あなたのコミュニケーションは、
あなたが何を言ったかではなく、
・相手が何を受け取ったかで決まる」んです。
すると重要なのは、
「わかった?」と相手に聞くのではなく、
「どう理解した?」と相手に聞くことだとわかります。
コミュニケーションは、
相手がどう理解したかを知って、
初めて次に進むからです。
人は、「昨日なに食べた?」と聞かれたら
検索を始めます。
だとしたら、自分や他人にも、
「なんで、できないの?」ではなく
「どうしたら、できるかな?」と
ポジティブな答えが返ってくるように
質問するって、すごく大事です。
自分と他人にどんな言葉遣いをしているか
今一度、振り返りたいですね!
ポジティブな言葉を使っていれば
ポジティブな人が集まってきます。
類は友を呼ぶんです。
ウンチにはハエが来るけど
花にはチョウが来るんです。
周りに、素敵な人がいなければ
自分がウンチなんです。
熱い仲間がいないんじゃないんです。
自分が熱くないんです。
コミュニケーションの質は、人生の質
END