曇り空の上はいつも青空

自分らしく生きるためのメディア

働き方

「絶対に新人賞を獲ります!」と意気込んでいた新卒たちの今

投稿日:

新人賞を獲るぞと意気込む新入社員

この時期のホワイトカラー
あるあるなんですが・・・
※ホワイトカラー
(「白い襟」の意で一般的にスーツを着用して働く人のこと)

4月に「絶対新人賞獲りますっ!!」と
鼻息荒く入社してきた新卒達も、
例年今ぐらいの時期からそういった
宣言をしなくなる子が多いんですよね。

現実に直面して、できない自分に失望し、
理想とのあまりのギャップに恥ずかしくて
言えなくなってくる、という感じかな。

ただ、成長とは理想と現実のギャップを
埋める過程にこそあるわけであって、
これは新人の期間に限らず今後、
何度も向き合わないといけないことであり、
掲げる理想や目標を下げれば下げるほど、
成長スピードが遅くなります。

高い目標を掲げるということは
応援団の旗のようなもの。

掲げること自体に努力をしていないと
時間経過と共にだんだんと腕が疲れて
下がってきてしまうんですよね。

そこをぐっと堪えられるかは、
その後の人生においても結構大事かも。

いつの時代も2種類の人しかいません。

状況に合わせて目標を下げる人
目標に合わせて状況を変えていく人

前者で過ごしている人は残念ながら
後者で過ごしている人と会話ができません。

できているように見えているのであれば
それは間違いなく手加減されています。

目標は未来を変えるために持つのではなく
今の自分を変えるために持つんです。

だから、新人賞が獲れないことは
全く問題じゃありません。

チャレンジしないまま
できることしかしなくなり、
失敗をしないことが大問題です。

学校でも、サラリーマンでも
失敗しない人が求められます。
なにか問題を起こすと怒られるので
多くの人が「いい子ちゃん」になります。

でも、そんな環境で育った人の才能が
開花されることはありません。

できることをやっても成長しません。

必要なことをやると、失敗します。
だから課題が見つかって成長するんです。

キャパオーバーしないと
キャパは増えません。

大多数の人は目標なんかないし、
人前で目標を公言もしません。

最近の若い人は頭の回転が速く、
すべてを先読みして無駄だと
思うことには手を出しません。

あるいは、ハードルを下げて、
小さな目標をクリアして、
満足しているように思います。 

高いハードル(目標)に
挑戦していってほしいですね。

目標を持ってチャレンジするだけで
そんなビビりだらけの人たちよりも
頭ひとつ抜けています。

もがき苦しむ姿は一見、
カッコ悪いように映るかもしれませんが
カッコ悪いの向こうに
カッコ良いがありますからね

 

END

 

-働き方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

職人

何のために働くのか?

旅人が建築現場で作業をしている人に 「何をしているのか」と質問した。 1人目の作業員は 「レンガを積んでいる」と答えた。 2人目の作業員は 「壁を造っている」と答えた。 3人目の作業員は 「大聖堂を造 …

営業マンが〝絶対に〟伝えるべきこと

一流のお願いの仕方

仕事を一生懸命にやっている人や 目標を持って努力している人であれば 「課題」や「聞きたいこと」って、 山ほどあると思います。 特に、新卒3年以内であれば、 聞かないとわからなくて進めれない 仕事もあり …

お金の使い方で自己分析

年収「1500万円」の人は全労働者の1.4%

年収「1500万円」の人は全労働者の1.4% という記事が目に留まりました。 一部、以下に抜粋します。 国税庁「民間給与実態統計調査」によれば 令和4年度の年収1500万円を超えている方は 約73万2 …

パナソニック リストラ

パナソニックが本気でリストラに着手

パナソニックがバブル入社組を標的にした 大規模リストラに着手することが ダイヤモンド編集部の調べで分かりました。 対象は、勤続10年以上かつ59歳10カ月以下の 社員(管理職と組合員の双方) ※組合員 …

「社長に上りつめる人」と「部長止まりの人」の差

クレディセゾンの現役CEO(最高経営責任者) 林野宏会長は『「社長へ上りつめる人」と 「部長で止まる人」の差は? クレディセゾン会長の超納得の答え』 という記事の中で「答えは明確」 と断言しています。 …

小中高大と15年間キャプテンとして 青春の全てを野球に。人材大手企業 I ベンチャー I 独立。主に採用支援 ・オンラインサロン、たまに大学で登壇します。「私は私が大好き」って人を増やしたい!メルマガ毎日配信4年半以上。