本日、5月12日はナイチンゲールの
生誕にちなんだ「看護の日」
ということで、看護師さんの実態を
書きましたので、ぜひ、みなさんも
知っておいてくだささい。
知ると、見え方が変わるし、
相手に思いやりを持てますからね。
さて、5月8日からはコロナが感染症法上で
最も低い位置づけの「5類感染症」になり、
明るいニュースが増える一方、
激務のあまり看護師は毎年10人に1人が
辞めており、コロナ禍を経てますます、
深刻になっているという労働実態を
ご存知でしょうか。
そもそも、看護師さんの勤務は、
24時間、365日患者を看る病棟では
3交代や2交代のシフトで
切れ目なく働きます。
3交代の場合、
「日勤」(おおむね8時から17時)
「準夜勤」(おおむね16時から翌1時)
「深夜勤」(おおむね0時から9時)を
メインとするシフトを組みます。
2交代の場合は、「準夜勤」と「深夜勤」を
セットにする形で16時から翌8時頃までの
16時間拘束の夜勤になるケースが多いです。
ガイドラインや労使協定では、
夜勤回数は3交代で月に8回以内、
2交代で4回以内が求められていますが
人手が足りず、夜勤に入らざるを
得なかったり、長時間労働を、
強いられているのが実態のようです。
なんと、日本医療労働組合連合会の
「看護職員の労働実態調査」によると、
仕事を辞めたい看護師が8割に上り、
以下が主な理由なようです。
1位「人手不足できつい」(58.1%)
2位「賃金が安い」(42.6%)
3位「休暇がとれない」(32.6%)
4位「夜勤がつらい」(23.6%)
5位「達成感がない」(23.1%)
6位「職場の人間関係」(20.1%)
ちなみに、医療従事者の数は
こんなにも足りていません。
医師 33万7,625人
薬剤師 31万158人
看護師 127万2,024人
診療放射線技師 5万5,624人
臨床検査技師 6万7,752人
臨床工学技士 3万409人
*参考:厚生労働省
「令和4年版厚生労働白書 」より
日本の医療費は国家予算の半分ですし、
この人手不足も国民の健康リテラシーや
意識が上がれば解消されます。
病院に行く人が多すぎるから
医療費も膨れ上がるし、
人手不足が解消しないんですよね。
だって、世界で一番病院が多い国って、
日本ですからね・・・
変だと思いませんか?
こんな小さい国で、
人口が減り続けているのに
世界で一番病院が多いって・・・
身体の健康と心の健康、
両方を大切にして、
明日からできることを
実践しましょう。
たまには自炊しよう!
たまには運動しよう!
たまには早く寝よう!
たまにはしっかり湯舟に浸かろう!
友達と大笑いしよう!
END