時代ごとに変わってきている
「結婚相手に求める条件」
昔は「3高」と言われていました。
「高学歴」
「高身長」
「高収入」
そして、少し前は「3C」と言われていました。
「comfortable(十分な給料)」
「communicative(価値観が一緒)」
「cooperative(協調的)」
「3平」と言われていることもありましたね。
「平均的な収入」
「平均的な容姿」
「平穏な性格」
「もう、普通の人でいいねん」
って言う人たちですね(笑)
更に、「3低」というのもありました。
「低姿勢」
「低依存」
「低リスク」
そして、令和の時代、結婚相手に
求めることは「YSK」だそうです。
Y・・・優しい
S・・・自然体でいられる
K・・・価値観の一致
みなさんはどう思いますか?
特に「価値観の一致」って難しいですよね。
結婚相手や恋人になると、
自分の価値観を相手も同じように
持っているという思い込みを
持ってしまっている人が多いです。
価値観が同じ人が相性がいい人
ではないと思っています。
価値観の違いを許せる人が
相性のいい人だと思います。
他人と一緒に居ようとするなら
価値観なんて違って当たり前です。
すべての価値観を合わせる必要なんかなくて
「これだけは絶対に譲れない」という
価値観を共有していればいいと思うんです。
正しいことと大切なことは違います。
正しいことは過ちを侵さないことだけど
大切なことは過ちを許し合うことです。
正しさに傾倒して大切なことを
見失わないようにしたいですよね。
だからこそ、自分にとって、
「これくらい言わなくてもわかるだろう」
という自分の常識や自分の価値観を、
何度も伝える必要があります。
だから、価値観を確認する前に、まず、
自分が人間性とコミュニケーション能力を
磨くべきだと思います。
相手の話を聞く態度と姿勢、
そして、伝える努力と工夫です。
その人間性とコミュニケーション能力が
なければ、そもそも価値観を話す段階へ
いかないと思うからです。
余裕がない人ほど、自分の言いたいことだけ
好きに言って、聴く耳を持っていません。
『人の話を聞かない人』というのは
『自分は正しい』と信じて疑わない人です。
喧嘩をする人は、自分目線。
喧嘩をしない人は、相手目線。
喧嘩をするのではなく、
議論をすることが大事ですね。
僕は価値観の一致よりも、
人間性を見るべきだと思います。
END