パーソル総合研究所は11日、
副業に関する企業動向の
調査結果を発表しました。
正社員の副業を認める企業は55%と、
18年から3.8ポイント上昇したようです。
一般的な取り組みとして、
認識が広まる一方、実際に副業者を
受け入れる側の企業は23.9%とのことです。
▼参考記事⇒副業、企業の55%容認
また、容認する理由は
「従業員の収入補填」が34.3%と
最も多くなっています。
▼参考記事⇒パーソル総合研究所、副業に関する調査結果
会社からすると、
「終身雇用できる自信がない」
といった感じでしょうか。
一方で、厚生労働省が2020年7月に
インターネットで行った調査によると、
「仕事は1つだけ(副業なし)」は90.3%
「仕事は2つ以上(副業あり)」は9.7%
つまり、10人に1人しか、
副業をしていないってことですね。
今、雇用する側の企業が、
キャッシュポイントが1つだけでは
厳しい!と言って、事業展開しているのに、
雇われる側がキャッシュポイント1つで、
安心しているのは少し矛盾を感じます。
終身雇用が崩壊し、
企業の寿命も短くなっていて、
ジョブ型・成果型人事制度への
移行も広がる中、会社に、
ぶら下がっていては危険です。
今の時代は、
収入を増やすことも大事ですが
収入源を増やすことがもっと大事です。
本業は受動的でもお金をもらえますが、
副業は主体的にならないと、
お金を稼げません。
ここでいう副業は、ダブルワークのように
「雇われ」+「雇われ」ではなく、
「雇われ」+「雇用されない仕事」です。
副業は、収入が増えるだけでなく、
知識・繋がり・考える力もつくので、
本業にも活きてきますし、
尚更、チャレンジしてみるべきです。
ちなみに、主に副業を解禁している
企業は以下の通りです。
これから、お勤めの方は、少しずつ、
収入が減っていくでしょう。
額面は増えているように
見えるかもしれませんが
天引きされる項目や額が増え、
労働時間も減るからです。
ぜひ、「可処分所得」を
考えてほしいなと思います。
そして、過去にもブログで書きましたが
これから週休3日制がスタンダードに
なっていくと思います。
みずほ銀行では、週休3日制と、
4日制と選べるようになりましたよね。
3日制の場合は基本給の8割
4日制の場合は基本給の6割
休みが増える分、働いていないから
収入は減るんです。
そうなった時に、個人で稼げるスキル、
もしくは、転職できる準備をしておかないと
常にリスクと隣り合わせです。
転職の準備なんて、
DODAやマイナビジョブ20’sで
どの業界はどんな待遇なのかを
閲覧するだけでも視野が広がります。
そして、副業にチャレンジする人は
「長い目で見る」というマインドを
ぜひ、持ってほしいと思います。
稼が(げ)ない人の共通点の1つに
直ぐに稼ぎたいマインドがあるんですね。
ハングリーで悪くないように思いますが
直ぐに稼げないと止めてしまうんです。
事業は上手くいかない一定の期間を
乗り越えた人が稼げるわけです。
だって、すぐに稼げるなら、
みんな起業しますから。
でも、僕の経験上、確かに最初は、
お金を稼げない時期が訪れるけど、
”経験”は稼げていました。
そして、その経験が、後に、
お金を稼げる時期に繋がり、
土台になっていくんだと思います。
コツコツと継続力がある人が
稼ぐんだと思います。
ローランドもこう言っています。
僕は『稼げない時期』を経ずに、
『稼げる時期』は来ないと思っています。
だから稼げない時期こそ
『取り組む過程』に目を向けて、
そこで得られる経験・学びを
大切にしてくださいね。
長い時間を掛けて稼ぐマインドを
大切にしていきましょう。
END