曇り空の上はいつも青空

自分らしく生きるためのメディア

生き方

請求書の人生と領収書の人生

投稿日:

【ボードゲーム人生相談】キャリアと子育て…人生の岐路に迷っています(33歳女性) | マグミクス

昔は、寺社にお参りした時は
「ありがとうございます」と
請求書ではなしに領収書の
お参りをしなさい、教えられたそうです。

向上心や探求心は人の成長に欠かせない
大切な条件ですが、度の過ぎた欲求は、
人を卑(いや)しくさせてしまいますね。
※卑しい・・・品がないこと

与えられているものに感謝の心を持つ
「領収書の人生」を歩む・・・

領収書の生き方をしている人っていうのは
稀にいますが、そういう方は世間から
注目されることはありません。

請求書の生き方をする人が
派手で目立つのに比べて、
領収書の生き方をする人は
地味で人目につかないところが
共通しているからです。

誰からも注目されず、光の当たらないところで
いつ報われるか分からないことにも
心を込めて取り組んでおられる姿からは
卑しさは微塵も感じられません。

重たいものやサッカーゴールを運ぶときに
率先して重たい角を持ちに行く人は
とても信用できる人です。

なんか、わかりますかね?

人が嫌がるようなことを率先して
笑顔で普段からやっている人って、
わかるんですよね。

逆もしかりで、普段からそういうのは、
見てみぬフリしたり、避けている人も、
見ればわかります。

生き様って顔つきに出るんですよね。

他人に頼ったり、求めたりすることなく、
人の役に立つことだけを念頭において、
一途に歩み続ける人は人を惹き付ける
豊かさや魅力を感じます。

「この人が何をしてくれるか」ではなく
「自分がこの人に何ができるか」を考えれば
相手にとって、あなたは必然的に、
魅力的な人になります。

下心なく、心からそれをやっている人は
一度会っただけで朴訥なお人柄に惹かれ、
年来の知己のようになります。
※朴訥(ぼくとつ)・・・飾り気がないこと
※年来の知己・・・だいぶ以前からの知り合いのこと

僕は、この領収書の生き方をされている人と
もっと関わりたいし、周りのご縁を結んで
いきたいと考えています。

END

 

-生き方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

人生にもっと多くの風景を

人生にもっと多くの風景を

以前、読んだ本でこんな話がありました。 「ハムスターが回し車のなかで 長生きしたとしても、毎日、 同じパターンの生活と 同じ風景のなかで生きていたら、 その時間を感じることができるのだろうか。」 ただ …

人間力こそがスキル

人間力こそスキル

「人間力」という言葉に対して 最近、思うことがある。 人間力って、スキルじゃなくて 性格だと思われている気がする。 スキルというと、 プレゼン力や論理的思考とか 分析、コーチング、デザイン、 ライティ …

何を乗り越えてきた人なのか

苦しさを楽しめる人が豊かになっていく

「辛かったら逃げていい」って安易に、 言う人がけっこういますけど・・・ そう言う人で魅力的な人を 見たことがありません。 そして、逃げた後のことに責任を 取ってくれるわけでもありません。 あのね・・・ …

ライフスタイル

出会いが感性を灯す

「大人になったら遊べないから 学生のうちに遊んどけよ!」 そんなアドバイスをくれる大人に 覇気はなく、残念ながら 憧れた人は誰一人いませんでした。 学生時代に描いていた「自由」とは 「時間があること」 …

生きるスピード

生きるスピード

生きている時代は同じでも、 生きているスピードは人によって 全く違います。 80歳でも時速200キロで生きてる という人もいれば、 25歳でもよちよち歩きのように 生きてる人もいます。 そして、人は同 …

小中高大と15年間キャプテンとして 青春の全てを野球に。人材大手企業 I ベンチャー I 独立。主に採用支援 ・オンラインサロン、たまに大学で登壇します。「私は私が大好き」って人を増やしたい!メルマガ毎日配信4年半以上。