今日は「不動産投資」について
考察してみたいと思います。
なんか女性ほど不動産投資を
検討している人が多い気がします。
今日はそんな投資を考えている人が
カモにされないためにも1つの
参考材料になればと思います。
まず、実態を考えると2030年頃には
空き家率が約30%になります。
そして、人口はというと、
減り続けていて、1億人を切るのは
時間の問題です。
データからもわかるように、
この人口が減り続けている日本で
空き家だらけで部屋を選び放題なのに
自分のマンションだけが
ずっと満室なわけがありません。
仮に、1億円のマンションを買うとします。
まず自己資金で買える人はほぼいません。
となると、融資を受ける必要があります。
でも、1億円を融資してもらえる人も
ほぼ、いません。
不動産投資は年収が500万円以上ないと、
そもそも相手にしてもらえなかったりします。
これ、5,000万円の物件でも、
あまり、買える人も借りれる人も
少ないと思います。
が、
もし、仮に5,000万円借りれたとして、
シミュレーションしてみましょう。
借りるってことは当然、
金利がつきます。
低金利の3%で計算したとしても
5,000万円の返済を20年で終わらせても
毎月の返済金額277,298円
年間の返済金額3,327576円
気付きましたか?
年間の返済金額に、20年をかけて
計算してみてください。
つまり、借りた5,000万円よりも
1,000万円以上、多く返済しているんです。
ちなみに、大体の人は30年かけて
返済するので、そうなると、
1,500万円以上、
多く返済することになります。
これで、もし、満室にならなかったら
どうしますか?
自己負担ですよ?
それに、自殺や殺人されて
事故物件になったら?
地震で崩壊したら?
あとは10年や15年に一度、
莫大なメンテナンス費用もかかります。
てか、20年たった古いマンションに
この人口が減り続けている中で、
満室にすることなんて至難の業です。
じゃあ、もっと都市部の人が多いところで
物件を買えばいいって考える人もいると
思いますが、そんなパッと思いつきで
考えるようなレベルのことは
他の人もみんな考えています。
っていうか、もっと言うと、
不動産が仕入れている値段で
仕入れていない時点で厳しいです。
だから、不動産から不動産を
買おうとしている時点で
いい物件が売れ残っている
可能性は極めて低いです。
食材でいうと、スーパーで
買うよりも、卸売り業者や、
問屋さんで買った方が安いですよね?
物件も不動産(スーパー)で
買っていては、いい物件に
なかなか巡り合えません。
2025年には団塊の世代が
後期高齢者になります。
75歳男性の平均余命は11.5年。
2036年には半数が亡くなるってことです。
そうなると、何が起こるか?
大量の持ち家が市場に
出てくるということです。
需給から考えて居住用不動産価格が
上がることはもうありません。
不動産は老後に身を守る盾に
ならないどころか、
ローンで負債にしかなりません。
40~50歳の人たちは、不動産の返済に、
退職金を組み込んだりしているけど、
もちろん、アテにしないほうがいいです。
これ、不動産じゃなくても、
マイホームの購入も金利や
住宅ローンを考えると、
やめた方がいいでしょうね。
そもそも不動産投資を勧めてくる
不動産マンは不動産投資をして、
物件を所有しているのか、って話です。
不動産投資を全否定しているわけでは
ありませんが、投資するなら、
ちゃんと知識つけて、
不動産投資の無料相談などもして、
情報を集めてやるようにしましょうね。
保険と同じで、営業マンによって、
言うことはバラバラですが、
投資の仕組みはわかるはずなので!
END