
人には仕事でも人間関係でも、生活習慣など
あるゆることで『現状維持バイアス』が
働いています。
変えた方がよさそうだと分かっていても、
今の状態を選び続けてしまう心理傾向です。
たとえば、
「この職場に不満はあるのに転職しない」
「運動した方がいいと分かっていてもしない」
「好きではないのに、関係を切らない」
といったようなものです。
現状維持バイアスに負けてしまう人って
改善することそのものが面倒なのではなく
変えることで発生する摩擦・責任・リスクを
強く恐れているんですよね。
変えれば楽になると頭では理解していても
人間関係の摩擦や、もし不具合が出た場合に
責任を負わされる可能性の方を重く感じるため
結果として『今のまま』のほうを選び続けます。
また、現状に慣れているという安心感も大きく
現状を変えたほうがいいとはわかっていても
『慣れた面倒』のほうを選ぶ傾向があります。
多くの人たちは『不満がある』だけでは動かず
『痛み』が生じて初めて動きます。
でも、ぶっちゃけ、そこで動いても
もう遅いんですよね。
多くの人は、自分で、わざわざ、
「まあまあの生き方」を選んでいます。
今の夫婦や恋人関係にすごく
満足しているわけではないけど
別れるほどでもないとか、
今の仕事に満足しているわけではないけど
転職や独立したりするほどでもないとか、
今、住んでいるところが微妙だけど
引っ越すほどのものじゃないとか・・・
最悪を選ばないかわりに、
最高も選んでいないんですよね。
不幸にならない選択はするけど
幸せになる選択をしないんです。
これが、ふつうの人が充実した
楽しい人生を送れない理由です。
ちょっとした勇気と決断の違いで
大きく未来は変わると思います。
もしも「自分らしく生きる」
と心から決めたのなら、
自分と真剣に向き合い、
自分に広い世界を知るチャンスを与え、
広い世界を感じる力を身に付けさせて
くれるような人と付き合うことです。
人はコンフォートゾーンを突破した
回数に比例して強くなるんです。
でも、人には「現状維持バイアス」が
備わっているので、大半の人は
現状に甘んじて上を目指せません。
だから、コンフォートゾーンから強引に
引きずり出してくれるメンターや
友人という存在は非常に重要なんですよね。
今年あと2日もあるぞ!
END










