東進ハイスクールの林修さんの
『今やる人になる40の習慣』に
興味深いことが書かれています。
それは、東大に合格できた学生に
アンケートをとってみると、
「そんなに勉強しなかった」と答える人が
非常にたくさんいるのだそうです。
でも、「何時間くらい勉強しましたか?」
と聞いてみると、その回答が面白い!
「平日は6時間、休日は8時間くらい」
といった答えが返ってくるのだそうです。
「そんなに勉強していない」どころではなく、
十分すぎるほど勉強していますよね。
ただ、東大合格者にとっては、
努力をすることが当たり前なんでしょうね。
目標を達成できる人は、努力を厭いません。
というより、本人は「努力している」
とも思っていないでしょうね。
すごい人の「何もしてないですよ」
というのは努力を無意識レベルで
できるくらいに習慣化しているからです。
だから、普通の人からすれば
「え、すご!」と思うような努力を
日々継続しているんです。
本当に何もしてないわけないじゃありません。
基準値が違うんです。
世の中で差別化を図りたいなら
他の誰かがしていないことではなく
他の誰もしていないレベルでやることが
かなり重要な気がします。
その辺のホテルも、リッツカールトンや
パークハイアットもハレクラニもアマンも、
ホテル御三家(帝国ホテル、ホテルオークラ、
ホテルニューオータニ)もやっていることは
お客様に安らげる空間の提供ですよね?
でも、提供しているレベルが違いますよね。
頑張っているってどのレベル?
努力ってどのレベル?
人様がやっていないレベルでやったか?
自分が自分に対してNoなら
結果は出なくて当然なのかもしれません。
「人生でこんなに頑張ったことないわ」
っていう行動量を継続した人にのみ、
一生を支えてくれるような経験ができたり
ステキな人と出会えたりするんですよね。
基準とは最低ライン!
これだけは絶対に毎日やる!とか
月に10冊は本を読むとか、
素振りを毎日1000回するとか、
その当たり前の基準値が上がれば
必ず成長しています。
ライバルはいつも自分ですね!
END