先日10日、参院選が行われました。
NHK党から比例代表で立候補したが
日本で選挙戦を行うこともなく、
ネットのみを使った異例の選挙戦を展開し、
約29万票を獲得して、見事当選した
〝ガーシー〟こと、東谷義和氏。
Twitterのトレンド1位に
「ガーシー当選」が入ったことからも
世論のざわつきがわかりますね。
暴露系ユーチューバーとして、
賛否両論ありますが、
半年前まで無名だった人が
日本におらず、誰とも、
握手していないのに当選した
というのは、間違いなく新しい流れです。
ただ、今回のガーシーが当選したことで
僕は怖さを覚えました。
ガーシーが当選したっていうことは
当たり前ですが、誰かが投票した
ということ。
でも、その投票は心からの応援や
託した投票ではなく、「もっと言え!笑」
「もっとやれ!笑」といった、
面白がる輩(やから)が大半だと
思うからです。
シンプルに、彼のやっている
実名暴露で誰か喜ぶ人がいるのかな?
と思うんですよね。
実名暴露された人や、その暴露話を聞いた
ファンたちは「は?絶対に許ない!」
っていう復讐心しか生まない気がして、
落ち着いた心を持った人がどんどん
少なくなっていきそうなことも怖いです。
そして、そんな活動をしながら
具体的な政治理念がわからない人が
当選したことと、それを許してしまう
世の中が、僕は怖いと思いました。
ただ、この今の凝り固まった古い日本の
考えや体制を変えていくには、これくらい
強烈なキャラを持つ人でないと、
変えられないのかもしれない・・・
とも思いました。
いずれにせよ、
・ユーチューバーが当選したこと
・リモート選挙活動が当選した
この2点は新しい時代だなと思いました。
END