日本の子どもたちは自尊感情が低い
ということが、教育機関の様々な
調査によってわかっています。
たとえば、東京都教職員研修センターの
調査によれば「自分のことが好きか?」
という問いに、小6で41%、
中3で52%が否定的に回答。
「自分にはよいところがあるか」
という問いにも、小6・中3の
各3割が否定しています。
子どもは学年が上がるほど自己否定をする
子が多くなってきていますので、
大人はさらに多くなるようです。
「自分なんかダメだ」
「自分は生きている価値がない」
と自己否定する人が多いんですね・・・
「うつ病」「心の病」の増加、
「自殺」が3万人を超える現象は、
このことと大いに関係しているでしょう。
いつでもポジティブに!とか
そういう
悲しいときに悲しくない、
辛いときに辛くないって、
自分に言い聞か
元気を出そうとしないこと。
「悲しいんだね」「
ってありのままの自分を受け入れて
なぐさめることが
悲しい自分、辛い自分も
可愛がってくださいね。
あと・・・
自己肯定感が高い人は
自分が「普通」という基準。
逆に、自己肯定感が低い人は
他人が「普通」という基準で
生きているんですよね。
だから自己肯定感が高い人は
自分が普通よりも劣っている
とは思いません。
相手が普通より優れていると考えます。
でも、自己肯定感が低い人は
他人が「普通」という基準だから
その普通(他人)より劣っていたら
(私なんか、、、)とか(私はダメだ)
って、勝手に自分を責めて落ち込みます。
自己肯定感が高い人は
優れている人を見て、
落ち込みません。
心に余裕を持つには、まず、
「自分は知らないことだらけ」
ってことを知ること。
そうすると、
「知らないこと」にも、
「価値観の違い」にも、
(良い・悪い)や
(正しい・間違ってる)で
ジャッジしないと思います。
何かをジャッジできるほど、
ぼくたち偉くありませんから。
「知らないことだらけの自分」
と、向き合っていきたいですね。
END