人事・採用ソフトウェア開発会社の
iCIMSが新たに発表したデータによると、
Z世代では実に87%が
「年内に転職を成功させられる」
と自信を持っているそうです。
※Z世代とは、1990年代後半から2012年頃に生まれた世代のこと。2022年現在から見ると、14歳から27歳ぐらいの世代。
また、今後における経済の見通しが、
自らの雇用の安定にプラスに働く
と考える者も45%に達しました。
同様にLinkedIn(リンクトイン)の調査では
年内に転職活動を計画している者の割合が、
全従業員で58%、Z世代では69%だそうです。
そして、Z世代の従業員の27%は、
今後12カ月以内に今の会社で、
昇格あるいは昇給を受けられる
見込みがあると考えているといいます。
Z世代の回答者の3分の1以上が、
自分はレイオフや予算カットの影響を
受けていない、と答えており、彼らが
バラ色の未来予想図を描いているのは、
こうした認識も一因かもしれません。
でも、新たな仕事を実際に探し始めた人は
転職活動が思ったほど簡単ではないことを
思い知りつつあると思います。
リンクトインの最新調査結果は、
「2024年に仕事を探していた者のうち
5人に1人は、いまだに新たなチャンスを
探している」と示しており、雇用市場が、
継続して低調であることがうかがえます。
現在、適職を探す道のりで、Z世代が、
回答を突きつけられている問いは4つ
存在しているそうです。
①「応募しているポストに自分は適任か?」
②「自分が持つスキルのうち、募集中のポストの必要条件に合致しているのはどれか?」
③「企業から『ゴースティング』されているのか?
④「手当たり次第に応募するやり方は、
本当により良い戦略なのか?」
これだけの課題に直面しているならば
さすがのZ世代たちも、楽観的な見方は、
減っていくかもしれないですね。
それでも、この世代の51%は初挑戦の業界や、
領域のポジションを検討するつもりだ、
と回答しているようです。(ほんまかな)
ただ、ぼくも人材の仕事をしているので
求職者には届かないであろう事実も言うと、
そもそもZ世代の働き手を歓迎しない
動きが広まっていたりします。
職場で守るべきマナーを知らない、とか
対人能力や専門的スキルが足りないといった、
Z世代の弱点に関するもっともな懸念によって、
企業側はこうした傾向も強まっています。
でも、会社からすると、そんなのも、
当たり前に考えることですよね。
一から仕事を教えるくらいなら
フリーランスを起用したり、
AIをもっと導入していきますよ。
これからの時代、生き残っていくには
なにか特別なスキルを身に付けるべき
と考える人が多いと思いますが・・・
これからの時代に生き残るのは
資格みたいな「目に見えるスキル」を
たくさん持った優秀な人ではなく、
仕事はそこそこだけど、
周りに気に入られる
「目に見えないスキル」
メンタルスキルに秀でた人だと思います。
「なにかスキルを身に付けなきゃ」
と言っている人ほど、驚くほど
非言語的コミュニケーションが低い!
自分から挨拶しないし、
返信めっちゃ遅いし、
笑顔がないし、、、
いくらスキルがあってもそんな人に
仕事なんか頼もうなんか思わないですよ。
ぼくは社会人になって大手企業に
就職しましたが、入ってすぐに、
「余裕だな」と思いました。
だって、9割の人が言われたことしか
やらないか、言われたことすら
できないんだもん。
仕事に「+1 (プラスワン)」をすれば
余裕で差別化できますよ。
この仕事はここで終わり!という
ところで、もう「+1」できるかどうかが
大きな差になります。
「今日のお礼のメールをしておく」
「明日のアポイントの確認をしておく」
「資料をそろえてかばんに入れておく」
「訪問先を調べておく」
「言われる前に報連相する」など・・・
こんな誰でもできることを
やらない人だらけです。
それでもって「忙しい」とか
「時間がない」とか言っている・・・
「1.01を365乗すると 37.8」
「1.02を365乗すると1377.4」
「0.01」の大したことない差が
「大した差になる」んですよね。
今日、あなたが少しだけ足せる
「0.01」は何ですか!?
END