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感性は〇〇と〇〇で鍛えられる

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感性は情報収集と仮説で鍛えられる

情報収集は、まず仮説を立てて検証する

仮説も立てず、やみくもに情報収集をする

仮説がなかったら情報収集はできない
といってもいいと思っています。

情報収集の手順でもっともヤバいことは
何の仮説もないままに膨大な情報を集めて、
その中から答えを導き出そうとすること。

つまり、「仮説なき検証」です。
いわゆる「情報デブ」の人たちです。

完璧主義の人が陥りやすいワナですが、
「片っ端からあたってみよう」
「とりあえず、いろいろ調べてみよう」
と、自分で考えないままスタートして
すべてを調べ、完璧な答えを得ようとすると、
情報収集は無限に広がってしまいます。

情報を集めることに必死になり、
いくら時間があっても足りなくなったり
整理ができずにごちゃごちゃになったり
目的までズレてしまいがちです。

たとえば、
「この商品はどうしたら売れるのか?」
「トラブルの原因はどこにあるのか?」
「これはどんな影響が出るのか?」など
課題があるとき、ただやみくもに情報を
集めても大量の情報に混乱しかねません。

情報の中で迷子になっている人、
めちゃくちゃ多いんですよね。

仮説を立てると生産性が圧倒的に向上します。

仮説とは、いわば“ゴール”のようなもの。

「どんな答えがほしいのか?」
「おそらくこうではないか?」
と“仮の答えを目指すことで、
情報収集の範囲が明確に定まります。

「仮説思考」とは、いまある情報で、
現段階の「ベストな答えを考える」ということ。

それをベースに「仮説が正しいか?」
と情報収集による検証を行い、
「仮説検証」を繰り返すことで、
真実の答えを導き出そうとするものです。

だから、仮説思考が習慣になっている人は
いろんな場面で「こういうことではないか?」
と事前に考えるクセがついているため、
判断力、洞察力、理解力など感性が
優れているんですよね。

「情報収集」と「仮説」で
感性は鍛えられます。

たとえば、レストランでおいしいものを
食べて、ただ「おいしかった」で終わる人と、
「どうしてこんなにおいしいのか?」
といつも“仮説”を考えている人は、
感性がまるで違います。

「質のいい塩が料理を生かす」
「調理器具や調理方法にこだわっている」
「食欲をそそる前菜が次の料理を効果的にする」
などの仮説を考えることは、自分のなかに、
データを蓄積することになります。

「どうして?」 を繰り返している人は、
そのうち、おいしいレストランを
見分けられるようになるでしょう。

感性を鍛えるためには
仕事でもプライベートでも、
「どうして?」を繰り返すことです。

ただし、仮説は、あくまでも仮説。
仮のゴールであり、結論ではありません。

情報収集が「結論ありき」の“確認”に
ならないよう、客観的かつ論理的に検証して
仮説がまちがっていたら、すぐに、
“仮説(仮のゴール)”を修正していく
柔軟な姿勢が必要です。

そして、情報がどれだけたくさんあっても
最後に信じられるのは、自分の勘です。

「これはうまくいく」「これは危険」
「これは大丈夫」など、自分のなかに
積み重なった知識や経験から、
総合的に判断を下すのが「勘」です。

勉強もしていない
本も読んでいない
人の話も聞かない人の「勘」ほど
怖いものはありませんが・・・

本来、仮説がないと情報収集はできません。

感性は情報収集と仮説で鍛えられる

END

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