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未来年表を元に近未来を考えよう

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今、コロナで多くの人が夢や希望を
抱くことが出来ずに閉塞感が漂って
しまっています。

急激な経済環境の変化
社会保障など老後の不安
リストラによる雇用不安

何のために働いてるのか
悩みながらも働き方を変えることが
出来ずにいる人も少なくありません。

そんな中、こちら、衝撃的な記事です。

「景気後退」認定へ、戦後最長ならず 回復は18年10月まで

これ、簡単に言うと
国が公式に景気後退を認めたってことです。

もっとびっくりなのは景気拡大期の始まり、
景気の底を2012年12月とし、景気の山、
つまり、景気拡大期の終わりを
2018年10月とし、
2年前から
既に景気後退期に入っていることです。

コロナショックに加え、
高齢化・少子化・医療崩壊
増税・二極化・年金問題
グローバル化など問題は山積みです。

今回は河合雅司さんの著書
「2020」後 新しい日本の話をしよう』も
参考にしながら、最近の経済の動向も、
考察していきますので、自分自身の
近未来を考える一助にしてください。

 

Go toキャンペーンは本当に良かったのか

今回、Go toキャンペーンを
詳細も決まってなかったのに
見切り発車で実施しましたが、
1,7兆円の予算を組んでいます。

もちろん、旅行・観光・航空業の方を
支援する意味で実施しているんでしょうが、
もう航空業界は壊滅的ですし、
その他の旅行・観光業も相当厳しいです。

なので、一時的に、支援したところで、
本質的な解決にはならず、また、
苦しむ人たちがいるのは目に見えています。

だったら、僕、個人的にはその1,7兆円の
予算を医療従事者に充てる、もしくは、
医療費の補助に使うってことをした方が、
いいのではないかと思いました。

Go toキャンペーンで、「お得に旅行できる」
と喜ぶ人がいる一方で、今日・明日を、
どう乗り切るかで精一杯の方がいますし、
最近の熊本豪雨で被害に遭われた方が
たくさんいます。

また、Go toキャンペーンを実施したことで
結果的に、感染者をかき回してしまった
感じで、今まで感染者がいなかった地域にも
出てしまいました。

離島でお医者さんがいない地域にも
出てしまったとのことですから、
Go toトラベルはトラブルに
なってしまっています。

そして、Go toキャンペーンで
1,7兆円の予算を組んでいるってことは
確実にまた何かが増税したりで、
政府はその予算を回収しにきます。

10万円の一律給付だってそうですよね。

一旦、みんなを喜ばせておいて、
気付かぬうちに税率が上げる…

来年は税金が上がることも確定しています。

 

コロナはあと2年~3年は続く

コロナ禍は大きな問題ですが、
あと2年~3年は続きます。

感染者ももっと増えます。

だって、ワクチンがないんだもん。

WHO(世界保健機関)もワクチンは
年内は無理って言ってますしね。

コロナワクチン、年内の実用化は無理 WHO幹部が明言

「自粛してね」
「でも、消費はしてね」
「消費税はまだ上がるよ」
「年金も払ってね」
「子供も産んでよ」

「将来はヤバいけど、
補償できないから自力で頑張ってね」

僕たちはこういう国で生きています。

これは明らかに対策をしていかなければいけません。

 

コロナと同じくらいヤバイ人口問題

コロナ問題と同時に、
考えないといけないのが人口問題です。

テクノロジーの進化は予測できなくても
人口が減少していることは誰でもわかります。

・給与が下がる
・リストラが増える
・日本企業の倒産が増える
・社会保障制度の破綻
・日本人が海外へ出稼ぎ
・日系大手の拠点が海外にシフト

人口減少を考えただけで、ざっと
これだけのことは起こりうることです。

そして、
「2020」後 新しい日本の話をしよう』には
こんな未来年表が書かれてあります。

 

2021年 介護離職が増え始める
毎年10万人ほどが介護離職しているが、
人口の多い団塊ジュニア世代が50代に
なり始め、団塊世代の介護のために
離職者が急速に増えることが懸念される。

2022年 高齢者のひとり暮らしが本格化
団塊世代の先頭である1947年生まれが75歳となる。

2023年 企業の人件費がピークを迎える
人数の多い団塊ジュニア世代の多くが
一般的に賃金のピークとされる50代前半となる年。

2024年 6人に1人が75歳以上「超・高齢者大国」に
この年には団塊世代のすべてが75歳以上となり、
国民の6人に、1人が75歳以上となる。

2025年 65歳以上の5人に1人が認知症となる
内閣府の高齢社会白書によれば、
この年の65歳以上の認知症患者は730万人。

2060年には1154万人と3人に1人に

2028年 トラックドライバー不足で
荷物が届かなくなる

2030年 地方から百貨店や銀行が消える

2033年 4軒に1軒が空き家となる

2035年 「未婚大国・日本」が誕生

2039年 深刻な火葬場不足。
死亡数がピークを迎える

2040年 自治体職員の不足で行政サービスが滞る

2042年 高齢者人口が約4000万人でピークに

2045年 東京都民の3人に1人は高齢者

2050年 行き詰る地方自治体が増える

2056年 人手不足が深刻化。
      成り立たなくなる業種も

2059年 70代は「若者」として一線で活躍

コロナ感染以上に恐ろしいのは
少子高齢化の進行かもしれませんね。

 

自立型人間を目指そう

冒頭にも書きましたが、
国は公式に景気後退を認めているので
組織に依存しない生き方や働き方が
大事になってくると思うんですよね。

自分の人生,未来を切り拓く
勇気と実行力を持つ人のことを
僕は自立型人間と定義しています。

そして、自立型人間になるには3つの
「自立」を実現する必要があると思います。

3つの自立とは、
「経済的自立」「精神的自立」「社会的自立」

 

「経済的自立」とは、
人が生きていく上で必要なお金や生活の糧を、
仕事を通して生み出すことをいいます。

「精神的自立」とは、
他者に精神的に依存することなく、
生きることを言います。

「社会的自立」とは、
周りの人と良好な人間関係をつくり、
共存·共栄できることをいいます。

この3つの自立どれかだけや、
どれかが欠けているのも違うくて
やっぱり僕は3つ揃った人を
目指したいと思っています。

自分で自分のことできない人が
どうやって他人を幸せにするのよ
って話なので。

過去にイベントでお招きした社長さんが

「起業しなさいって言いたいわけじゃないけど、
普通の企業にお勤めで居続けると、
「幸せ」という言葉から程遠い」

って言っておられたのを思い出します。

それは、お勤めのままいると、
本当の意味でこの3つが揃うことはないよ
ってことを言っていたんだと思います。

サラリーマンの努力はどれだけ頑張っても
その資産は会社と経営者のものっていうのも
事実ですからね。

 

この記事がみなさんの近未来を
考えるきっかけになれば幸いです。

 


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