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生き方

偽りの自分を生きている人

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居場所の見つけ方

人からのアドバイスがきっかけとなって、
見違えるように成長する人と、
いつまでも変わらない人がいます。

その分かれ道は、本人の「素直さ」に
起因していると思います。

どんなアドバイスも、
受け入れる素直さがない人には無意味。

素直さのない人が成長することはありません。

自己肯定感が低い人や被害者意識が強い人、
承認欲求が強い人などは
正されることを強烈に嫌がります。

自分の世界観が崩れる不安があったり、
責任逃れできる安心感があるけど、
そこを正されると、自分にも責任や変化の
必要があることを突き付けられるからです。
(他にもありますが)

自分自身を恥ずかしいと思い、
無価値な人間だと思ってしまうのは、
とても耐えがたいことですしね・・・

だから多くの人は、
この感情を隠すために現実をあざ笑い、
原因を自分以外のせいにして、
言い訳することで自分を守ろうとします。

でも問題は、言い訳するだけでは
自分を守れないこと。

だって、自分自身を騙すことはできないから。

表向きは平気な顔をしていても、
無力感と羞恥心は消化されないまま
心の中に残り続けるんですよね。

 

ある小説家のは「愛」の反対語が、
「憎しみ」や「怒り」ではなく
「無関心」であるように・・・

「生」の反対語は
「死」や「退行」ではなく
「防御意識」だと書いています。

防御意識をもつと、
人は永遠に自分の人生の外側で
さまようことになります。

 

でも、これ以上過去にしばられ、
人生を無駄にしてはいけませんね。

自分を認めてくれない現実と向き合い、
無力感と差恥心に耐えるよりも、
そんな自分も受け入れ、認めることに
時間を使ったほうがいいと思います。

どんな理由でも自責の念と恨みを振り払って、
ありのままの自分を見つめ直すべきです。

大人の思春期は、自分の平凡さを認めて、
その中で自分の人生を満たすことができて
はじめて終わりを迎えます。

それが、本当の大人。

傷のない人生なんてありませんよ。
人は傷や不完全さを忘れているんです。

「『この人、人間できてるなぁ』って思う人、
周りにいるでしょ?

そういう人、実は過去に一度メンタルが
崩壊した経験があることが多いですよ。

言わないけど。

 

 

心理学者のジェームズ・マーシアは、
アイデンティティの達成段階を
4つに分類しています。

4つの段階とは・・・
「達成」「モラトリアム」「早期完了」「拡散」

早期完了というのは、社会的な価値観を
そのまま受け入れ、順応する段階のこと。

マーシアの理論によると、
早期完了が下から二番目の
アイデンティティである理由は、
危機の不在にあると言います。

ここでいう危機っていうのは、
詐欺や被害にあうことなどでなく、
目標や価値や信念に対して
自間や葛藤をしないこと。

じゃあ、なぜ葛藤しなかったんですかね?

これは、自己を探求したり、
自問したりすることを歓迎しない環境のせいです。

そのほとんどが家庭環境、親子関係です。

つまり、親や社会が求める人間像に
自分を合わせることが、
美しい人生だと思い込んでいたんです。

だから多くの人は、
独自の人生感や哲学をもとに生きるよりも、
社会や親が求める基準に合わせて生きることに
慣れてちゃっているんですよね。

八方美人の人って、人のことはよく見ているのに
自分のことを全然見ていないんです。

自分の声も全然、聴いていない。

自分に優しくないですよね。
自分が自分に厳しくしていますよね。

それを他人に投影して、他人のことを、
「厳しい人」ってレッテルを貼ります。

でも、その結果、多くの人が、
自分の信念や哲学どころか、
自分の本当の姿すら描けないまま、
偽りの自分を生きてしまっています。


この状況から抜け出せない決定的な理由は、
強い依存心にあります。

「まだ小さいから、大人の言う通りにするのよ」
と言われると、子どもは、自分は弱くて劣った
存在だと考えるようになります。

ほとんどの親は、子どもが弱くて
劣っていることを理由に自立することを許さず、
大人になる「過程」を奪ってきたんですよね。

「過程」を飛ばしたまま年を重ねて、
大人になったという「結果」だけが残されると、
自分の判断で決定することを恐れるようになり、
大人になってからも助言者を求めてしまいます。
自分で模索せずに「答え」を知りたがるんです。

 

あなたがどんな人間なのかを
他人が教えてくれるわけではないですよ。

自分らしく生きるというのは、
経験と模索のなかで、自分の力で判断し、
自分の力でものごとを決める方法を学ぶこと。

会社をやめてフリーランスになったから
といって自分らしくなれるわけじゃないし
奇抜な趣味をもっていたとしても、
それが自分らしいわけじゃありません。

ぼくたちにとって大切なのは、
自分を証明する名刺ではなく、
誰かに証明する必要のない
自分自身になることですよ。

 

どうしたら、幸せになれるか?

自分という人間に自分で納得したら
幸せになれるんだよね。

 

END

 

-生き方

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