「しごと」には4つあると
聞いたことがあります。
「仕事」「私事」「死事」「志事」
同じ「しごと」でも、大きく意味が違います。
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仕事
これは、読んで字のごとく、「仕えてする事」
誰かに仕え、指示に従ってする作業ですね。
会社に仕え、上司に仕え、
お客様に仕えるだけの状態。
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私事
「私」と「事」という字が示すように
「自分の為だけにしている仕事」
好きな事だけをやっている状態。
周りがどう思うとか
周りの役に立っているかはあまり関係ない。
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死事
これは「嫌なことを嫌々行う作業」
生きて作業をしているとはいえ、
ただ時間が過ぎるのを待つ、文字通り
Kill Time(=時間を潰す)的な作業。
自分の感情や人格を殺してイヤイヤする仕事。
嫌なことを仕方なくイヤイヤしている状態。
「会社に行きたくない、でも、
生活のためには行かなくちゃ」という
状態でしている仕事は「死事」です。
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志事
「信念や志を持って行う仕事」
自分のためではなく人のためになる状態。
これは、ライフワークであり、使命であり、
この世に生まれてきた意味を全うする仕事。
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「仕事」「私事」「死事」「志事」を見て
あなたはどう思いますか?
あなたは自分の「しごと」に対し、
どのような想いで向き合っていますか?
転職をした人やしようとしている人は
おそらく「死事」ではないでしょう。
ですが、仕事を「仕事」から「私事」、
さらには「私事」から「志事」へ
昇華させている人がどれだけいるか?
会社に務めている限り、ほとんどの方が、
1日最低8時間は会社のために使っています。
あなたの1日の3分の1を占める時間を
「死事」として
ただ時間が過ぎ行くことを望んで過ごすのか?
「仕事」として
ただ人に使われて過ごすのか?
「私事」として
ただ自分だけが満足することをして過ごすのか?
それとも、「志事」として、
あなたの描くBIGなビジョンに、
1歩でも2歩でも近づくために過ごすのか?
全員が「志事」をすれば、
しごとが本当に楽しくなります。
ボクも数回だけ経験したことがあります。
大きなことをしなきゃ意味がない
と思う人が多いけど、
「大きな想いで小さなことを積み重ねる」
この意識こそが大事だと感じます。
ボクは「他人のために役立つ喜びの中に
人としての生きがいがある」と思います。
大きなことができなくても
誰かの想い出に残るしごとがしたい、
そう思っています。
今やっている「しごと」は
笑顔でいれますか?
ワクワクしますか?
成長を感じますか?
やりがいを感じますか?
END