曇り空の上はいつも青空

自分らしく生きるためのメディア

自己啓発

「エゴ的なやさしさ」と「本物のやさしさ」

投稿日:

やさしさ

「やさしさ」って利他的なものだって、
つい信じたくなりますよね。

でも、その純度を疑わざるを得ない場面って、
意外と結構あるんですよね。

たとえば、好きな人が困っているとき。
その人を助けたいという衝動は、
本当に相手のためだけのものでしょうか?

そこには、けっこう高確率で、
利己的な動機が混ざっているんですよね。

「助けることで自分が満たされたい」
「頼りにされたい」
「関係を深めたい」

こういう欲求って、善意の裏側に、
いつも潜んでいるものです。

でも、これは決して恥じるものでなく
利他100%できる人なんて、ほんの一握り。

大事なことは、そこに利己心が混ざっている
「自覚できているかどうか」です。

 

「自分は完全に利他的だ」
「100%相手のため」と思い込んでいる人ほど、
めちゃくちゃ危ない。

こういう自覚がないタイプって、
気づかないうちに〝見返りの強要〟
してしまっているんですよね。

 

『せっかく〇〇してあげたのに』という不満

期待通りに喜んでくれなかったときの怒り

 

これって全部、根っこにある
「感謝されたい」
「自分の価値を証明したい」
という利己心を自覚できていないからこそ
起きる悲劇なんですよね。

本人は純粋な善意だと信じ込んでいるから、
相手の反応が自分の思い描いたシナリオから
外れた瞬間に、すぐ被害者ヅラする・・・

こういうのが、相手からすると、
「余計なお世話」
「ありがた迷惑」だったりします。

一方で「これは自分のエゴでもあるな」
と自覚できていると、他者への介入することに
セーブできるようになります。

「助けたい」という衝動が湧いたとき、
「ちょっと待てよ、これは、自分が、
安心したいだけじゃないか?」
と一度立ち止まることができます。

 

 

いかなる時もアドラー心理学の、
『課題の分離』を心得ておくことですね。

「助ける」という行動は自分の課題。
「それをどう受け取るか」
「感謝するかしないか」は相手の課題。

 

少し、聞き慣れなくて難しいかもしれませんが
仏教では「布施」という考え方もあります。

理想的な布施は『三輪空寂』と言って、
与える者、与えられる者、そして、
与えるという行為、この3つへの執着が
すべて『空』である状態のこと。

「自分が与えてやった」という事実にすら
執着しない境地ですね。

 

 

でも、ここまでこんな話をすると、必ず、
一定数、こんな人が出てくると思います。

 

相手が明らかに助けを必要としているのに、
「いや、これは自分の欲求を満たしたいだけなのか」
と頭の中だけでぐるぐる考えすぎて、
結局、何もしないって人。

自己分析という大義名分のもと、
やさしくする機会を逃す人。

 

あのね?

自覚する目的は
「行動を控えること」じゃないよ。

「行動した後の結果に執着しないこと」
これに尽きます。

 

 

「与える愛」と「結果への冷静さ」

この両立こそが、「エゴ的なやさしさ」なのか
「本物のやさしさ」なのか見極める1つの
指標ではないかと思います。

 

END

-自己啓発

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

一緒にいて疲れる人

成長スピードが遅い人は〇〇が遅い

上手くいかない人たちには 共通したものがあって・・・ SNSで見つけた投稿に もう答えのすべてがあるように 思ったので、シェアします。 ↓↓↓   いくらアドバイスをされても 起業のコツを教 …

内省

「内省する時間」を確保していますか?

みなさんは、1人静かに、 「内省する時間」を確保していますか? この問いにすぐ答えられない人は 既に危うい状況にあると 考えたほうがいいかもしれません。 優れた人は普段から自分の 生き方に気を配ってい …

頭がいい人は咀嚼がうまい

継続できない人は〇〇が甘い

結果には、必ず原因があります。 「続かない」ことにも理由があります。 何かを継続できない人って、 自己分析が甘いんですよね。 まず「続かない理由」を紙に書いて 把握してみましょう。 そして「続かない理 …

自分を大切にする

嫌われることより怖いこと

言葉遣いってホント難しいですね。 自分にその気がなくても 相手の受け取り方次第で 関係にヒビが入ったり 誤解によって取り返しが つかなくなったりする・・・ でも、 「下手なことを言ってしまうと ヤバイ …

希少価値

「楽しむ」とは〇〇の姿勢

急な斜面を登り、汗をかき、 息を切らしている状態は物理的には 決して“楽”ではありません。 平地を歩く方がはるかに楽です。 でも、なぜ多くの人が山に登るのか。 それは、頂上を目指すプロセスや、 道中で …

小中高大と15年間キャプテンとして 青春の全てを野球に。人材大手企業 I ベンチャー I 独立。主に採用支援 ・オンラインサロン、たまに大学で登壇します。「私は私が大好き」って人を増やしたい!メルマガ毎日配信4年半以上。