独立行政法人労働政策研究・研修機構が
8月26日に発表した
「新型コロナウイルスによる雇用・
就業への影響等に関する調査」によると、
7月末時点でも就労時間減、
収入減の傾向が続いているようです。
厚生労働省の8月末の調査でも、
新型コロナウイルス感染症に起因する
解雇・雇い止めは全国で5万人を超えました。
コロナ禍は日本の雇用が
大きく変わっていきそうです。
「テレワーク」の検索数が上昇
エン・ジャパンの転職サイト
「エン転職」では4月以降、
「テレワーク」の検索数が2019年比で
2倍に増加し、「週休2日」に次ぐ2位に
上昇するなど、求職者側にもリモートワークを
希望する人が増加しているようです。
オフィスなどのコストを削減できることや、
居住地を問わず優秀な人材を確保できる
という企業側のメリットがあるため、
今後定着していく可能性は高いとみられます。
こちらの記事、すごく参考になると思います。
▼テレワークであぶり出された
「仕事ができない人」のダメなところって何?
雇われている以上、働く環境は選べない
東京ディズニーリゾートを運営する
オリエンタルランドが約4000人いる
正社員と嘱託社員の冬の賞与を
7割削減することが分かりました。
ボーナスが出るだけマシだと思いますが
もっと深刻なのは、一部の社員が、
今月の27日までに以下3つのどれかを
選択しないといけないということです。
①別業務へ
②月末で退職(支援金あり)
③今の業務のまま給料は6割
もし、みなさんが同じ立場にいたら
どんな選択をしますか?
自分がやりたい仕事ができない、
急遽、転職なんて、、、
低賃金で働くなんて、、、
このような不安・不満がわいてくる人が
ほとんどであり、それを2週間ほどで、
決断しなければいけないのは、酷ですよね。
先日、パソナGが本社を東京から淡路島へ
移転するというニュースもありましたが、
これも、パソナで働いていたらどうでしょう?
「来月から淡路島勤務ね」って会社から
言われてすぐに受け入れられますか?
でも、雇われている以上、
これらは頻繁に起こることでしょう。
実際に僕も新卒で入った上場企業では、
名古屋で働いている際に、マネージャーに、
呼び出され、「4日後から金沢支店へ異動ね」
と言われました。
今はコロナ禍ですから、
より、配置転換、人件費カット、
早期退職者募集が起こる可能性は高いです。
福利厚生を企業に求めるのも
ナンセンスな時代になってきました。
ホント、いつも言っているんですが、
転職をする予定がすぐになかったとしても
転職活動はやっておく方がいいと思います。
コトが起こってから慌てて準備している
人ばっかりで、言うことは必ず、
「こうなると思っていなかった」です。
そりゃ、そうでしょう。
会社は優しく、丁寧に、
「もうちょっとしたらクビに
するかもしれないから
転職の準備しておいてね~」
なんて言ってくれませんから。
1つの業界でしか働いたことがない人は
自分の業界以外で自分は全く通用しない
ってことがわかると思います。
だから、実際、転職している人って、
他業界よりも同業界で転職している人が
圧倒的に多いんですね。
転職活動をしていれば、
・世の中が知れる
・自分の市場価値を少し測れる
・自己分析のきっかけになる
・クビを切られたり倒産しても余裕ができる
とメリットが多いです。
無料で面談してくれる
人材会社なんて山ほどあるので、
隙間時間にお話してみるだけでも
転職についていい機会になると思います。
▼スタートアップ転職の無料相談は【UNIAS】
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あと、マジで転職を考えている人は
こちらの映像を見てみてください。
強烈です(笑)
言い方はムカつくかもしれませんが
言っていることは、ごもっともです。
ニューリッチな働き方
「週4日だけ働く」という簡単に言うと
「ニューリッチになりませんか?」
という本があります。
定年まで働き続けるような
先送り人生プラン(奴隷→貯金→リタイヤ)を
捨て、時間性と移動性という名の通貨を
手に入れよう!という本です。
この本の中でこんな質問があります。
週80時間働く投資銀行マンと
年収300万で週20時間働き、
好きな時に好きなことができる従業員、
どっちが良い?
後者の方が良いと思えるなら
それはニューリッチです。
もちろん、僕も、後者がいいです。
いくら仕事ができて、出世して
役職についても、労働だらけでは
割に合いません。
僕も新卒で一部上場企業に入り、
優秀なビジネスマンを見てきました。
でも、「好き」と「なりたい」は違うわけです。
その優秀な方たちは尊敬できるし、
マネしたいスキルもたくさんありましたが、
憧れる生き方なのか?
と言われれば、答えは「No」です。
新卒だろうが、ベテランだろうが、
仕事ができなかろうが、優秀だろうが、
一般社員だろうが、役職者だろうが、
全員、月~金まで働いて、
週末が休みという時間軸だからです。
休日がカレンダー通りじゃない
職種の方であれば、休みは他人に
決められているはずです。
本来、仕事よりも大切なことを
充実させるために仕事はあるもの
と個人的には思います。
「仕事が人生のすべて」という方は
きっとニューリッチの価値観は
わからないと思います。
どちらがいい、悪い、ではなく、
自分はどうありたいか、です。
自分が自由に使える時間は?
週末しか自由に動けないなら、
その人の遊べる時間って、
計算できませんか?
今、25歳の人が65歳まで
仕事をするとしてあと、40年。
1年は52週間なので、
2日(土日)×52週間×40年
=4160日
でも、24時間ずっと遊んでいるわけではなく、
もちろん、睡眠時間などもあるので、
そこから1日あたり10時間くらい
引いたとしたら残り2426日です。
大体、6年半くらいってことです。
あなたが、人生で自由に遊べる時間は
あと6年半って言われたらどうですか?
これ、25歳の人で仮計算しましたけど
30代の人は?40代の人は?
って考えるとゾッとしますよね・・・
最も重要な仕事はなにか?
「パレートの法則」という言葉を
ご存知でしょうか?
一言でいうと仕事のうち、
2割しか重要ではないということです。
僕が尊敬する方も
「To-Doリストがやらなければ
ならないことリストではなく、
未来が変わることリストに
なっているか?」
ということをよく言われています。
少数の大切なものに集中し、
残りは無視する。
1日に2時間しかないとしたら、
やることは何でしょうか?
・それをわかっていない人
・わかっている人
・わかって、実行している人
3パターンに分かれると思います。
労働すれば、労働した分、
すぐに給料が貰えるから手っ取り早くて
ラクですが、労働ばかりしている人は、
勉強する時間が全くありませんから
その仕事でしか通用しないスキルと
偏った人脈しかできなく、
いずれ、困っていきます。
そのためにも重要な2割のみを実行し、
その他は自分への投資をしていきたいですね。