ぼくはブログやインスタなど、よくSNSで
「おれの意見はこうだ!」と強く表明します。
それに対して、賛否両論いろんな意見が
寄せられるわけなんですけど・・・
反対意見のうち、一番おもんないのは、
「そういう場合もあるけど、違う場合もある」
とか「人それぞれだと思う」
「一概には言えないはず」みたいな反応です。
ぼくが「Aだ!」と言った時に、
「いや違う、Bだ!」と言える人は、
自分の頭で考えてます。
単に結論が違うだけです。
でも、たいていの人はそこまで言えません。
自分は何も考えていないので、
ぼくが「Aだ!」と言った時、
「いや、Aではない!」としか言えないんです。
自分の意見がないから、
他者の意見を否定するしかない。
これもかなり恥ずかしいと思うけど、
それでも意見を言わないのに比べたら、
まだマシです・・・
1番タチが悪いのは、
「Aとも言えるが、Bとも言える」
みたいな意見です。
「それは、そもそも意見なん?」
って感じです。
そんなことなら何ひとつ考えなくても
言えるし、子供でも言えます。
「大企業が合う人もいるし、合わない人もいる」
「学校が役にたつかどうかは、人によって違う」
「そういう場合もあるが、例外もゼロではない」
そりゃそうやろ(笑)
これって、、、
「未来は明るいかもしれないし、暗いかも」
「犯人は女かもしれないが、男かもしれない」
っていうのと同じレベルです。
事実上、何も言ってないに等しい。
そんなことなら1秒たりとも
考えなくても言えます。
まさに思考しない人の典型的な発言です。
最悪なのは「Aの場合もあるが、Bの場合もある」
とか言ってる本人が、「自分の意見は客観的だ」
「自分はAと言う人みたいに偏っていない」
って、勘違いしていることです。
コレ、ほんまにタチが悪い。
それ、客観的なのではなくて、単に、
「決断できない人間です」
「選べない人間です」
「自分の意見を持てない人間です」
って言っているようなものです。
自分の意見を持とうと思えば、
しっかりと考える必要があります。
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たまに「考える」と「分析する」も
よく混同されるけど、違いますよ。
思考の前段階として
分析が必要となることがあるだけで
ただ分析しただけなのに
「あー、よく考えた」と思っていたら
思考のスタートラインにすら
立てていないんだよね。
「場合による」「例外はゼロではない」
なんて、1秒も考えなくても言えます。
だから、モノを考えない人は、
すぐにそっちに逃げるんですよ。
自分の意見も言えない人が多いんじゃなくて
自分の意見がない人の方が多いんですよね。
話していて「面白い人」「面白くない人」
それぞれタイプは違えど、
共通していることがあると思っていて・・・
体験談を話すだけではなく、その出来事から
「こう思った」「今後こうしていきたい」という
〝自分の意見”を言うかどうか、です。
そこまで言う人の会話は面白いです。
だから、聞き手の人も「私もそう思うな」
という〝共感”が起きるんだと思います。
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最近はSNSでも、何か意見を言えば、
「この言い方はないわ」とか
「〇〇の人たちをバカにしている」とか
アンチコメントもあって、
意見を言いづらい雰囲気もありますが、
僕は自分の意見を言う人のほうが好きです。
器や人間力がある人は反対の考えだから
と言って、嫌いになりません。
「そんな考え方もあるんだな~」
くらいにしか思いません。
逆に、濁した言い方をしたり、
「自戒を込めて」って語尾につける人は
(自信がない人なんだな)って思います。
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僕がSNSで読みたいのは
「客観的な事実」ではなくて
「その人の主観」なんですよね。
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話がわかりにくい人ほど、
マジで言い切らない。
要は、話がわかりづらい人って、
「自分の意見を持っていない」人が
多いんですよね。
遠慮や謙遜からだと思いますが
「自分はこれが正しいと思う」
という主張がないがために、
聞き手はどこに立って話しているか
解らないんですよ。
「Aとも言えるがBとも言える」とか
言う人って、だれの役にも立っていなし
自分の人生を生きていないですよ。
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自分の言葉で語れる人が
自分の人生を生きている人
ぼくはそう思います。
END